ロンドン貧乏物語―ヴィクトリア時代 呼売商人の生活誌

著者であるヘンリー・メイヒュー氏は1812年にロンドン生まれ、週刊誌『フィガロ・イン・ロンドン』の編集や『パンチ』誌の創刊に深くかかわった人物。そして、本書はヴィクトリア時代の物売りの人たちを取材したもので、圧倒的な分量の具体的知識を得ることができる。これを読めば、「死者の帝国」がもっとリアリティあるものとして脳内で再生できるようになるし、スチームパンクものももっと楽しめる。今回は図書館で借りたけれども、買うのがいい一冊です。
ジンジャービール、シャーベット、レモネード、ルバーブ、ステッキ、パイプとタバコ、水や文具、文学、美術など、当時はなんでも街頭販売されていたことがわかります。そして原価と売上なども。素晴らしい、すばらしい!


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